2016年12月7日水曜日

毎日、御影石もコーヒー豆と焼いています。

寒くなりましたね。
今日は二十四節気では「大雪」だそうです。
ほぼ日手帳によると、

山々は雪に覆われ、本格的な冬の到来が目に見えてわかる時期。
年末年始の準備をそろそろ始めるころ。

とあります。

いつの間にやら冬の中にいました。
さて、そんな寒くなった3週間ほど前から焙煎機で石を焼いています。
しかも、御影石です。

もちろん、焙煎釜の中で焙煎しているわけではありません。
ガスバーナーの下に、チャフを受けるトレーがあるのですが、
そのトレーに御影石をすっぽりと入れて、そのまま焙煎しております。
(このサイズの石を探すのも一苦労でした)

コーヒーの味には影響ありません。
もしかすると多少は遠赤効果とかあるかも知れませんが(笑)

僕がしたかったのは焙煎機の排熱利用です。
毎日毎日、何時間も火をつけたままにして、
すごくもったいない気がしていました。

ガスを大量に使い、コーヒー豆は焼けますが、
煙突や釜、またその周りにはせっかくの熱が
ただただ放熱されています。

この熱を石に蓄えようという試みです。

いざ、やってみると、すごい!
御影石がちゃんと温まっています。
嫁さんも驚いており、床暖房みたいと
床に敷いて足をのせてハンドピックなどしております。

しかも、1時間以上、温かさが持続します。
取り出した時は素手で触るのが熱いぐらいです。

なかなかいいアイデアでしょう。
自家焙煎店の同業者の方もこのブログをよくご覧になられているようですので
ぜひぜひ、真似してみてください。
石はかなり重いですが・・・。

排熱問題をどうにかできないかと、かなりの時間かけて考えて
実現できたのがコレ。

本当はお湯を沸かしたり、発電したりしたいのですが・・・
だれか、そんなことできる人がいればお知恵を拝借ください。

原発反対!というだけでなく、小さなことから、
取り組めることから頑張っていきます^^


珈琲の富田屋
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