2017年1月25日水曜日

Japan Coffee Festival in Nakazaki&Shimogamo(ジャパンコーヒーフェスティバル)

【Japan Coffee Festival in Nakazaki】

2017年1月29日に
Japan Coffee Festival in Shimogamo 2017
が開催されます。
どんなイベントなのかな?と興味ある方は多いはず。
富田屋は出店いたしませんが、せっかくのイベント、

富田屋の珈琲新聞2016年10月号に書いた記事を転載しております。

 ご存知でしたか?毎年10/1はコーヒーの日。
いや、ご存知じゃなくて全然結構です。
富田屋としてもここ10年くらいは特に何のイベントもしていないですし、
業界としても盛り上がっていないように思います。
そんな2016年、大阪でイベントがありました。

10/1にJapan Coffee Festival in Nakazaki が
中崎町ホールというところで開催されました。
これが10月号の珈琲新聞に掲載されているのはどういうことやねん!って思いますよね。
月初めの営業日が3日からなので、最新情報を書けました。

 10時~19時の開催でしたが、所用のため2人子連れで16時からの参戦。
会場に辿り着く前から道にはコーヒーの香りが満ちていました。
到着するとすでに会場には人が溢れんばかりでした。
門真市のLAUNDRY CAFEさんが頑張って開催にこぎつけたようです。
大変な日々だったと思います。感謝いたします。

会場は青空の下にテントを張って、コーヒーブース26店、スイーツブース5店ほどでした。
入場料が800円(前売り600円。子ども無料)でコーヒー1杯コーヒー券が付いて来ます。
その券にははランダムで数字が書いてあり、
書いてあるブースのコーヒーを1杯飲めるという仕組みです。
おもしろいアイデアだなぁと思いました。
ただ、普通、コーヒーは2杯程度で満足だと思いますので、
お目当てのお店がいくつかある人にとっては痛い一杯になる恐れもあります。

 そういう僕も気になるお店がいくつかありました。
しかし書かれた数字、最初の1杯は煎りたてハマ珈琲さん。
ご自身で1㎏用の焙煎機を開発して販売されています。
パナマ産・サンセバスチャン農園でした。

 子どもにお小遣いを渡し、これで好きなもの食べていいよ、と言って、
一緒に見て回りました。
すでに豆がなくなり、売り切れのお店もあります。
子どもたちのお目当ての手作りパン、手作りお菓子もほとんど完売…。
ティラミスがあったので、子どもらはそれを買い、ライブ会場で食べました。
そう、このイベントでは無料の大道芸、落語、マジック、音楽ライブがあります。
コーヒーと一緒に楽しめる会場も用意されているのです。
そして、無料の託児所も。至れり尽くせりですね。
そこでティラミスを食べ終わるのを待ち、次のコーヒーをゲットしに散策しました。

 知り合いのお店も3店ほど出店されていたのでちょっと話しをしたり。
そして、初めて耳にした気になるお店「王様コーヒー」で1杯注文。
ネルドリップと100gぐらいしか焙煎できない陶器の焙煎器に寄せられました。
エチオピア産ALAKAコーヒー。うん、これはおいしいです!
豊かな香り、明るさ、後味の甘み。今思うと、あの焙煎器の事、もう少し聞いておけばよかった。
そして、ネルドリップはやはりいいですね~。

 あとは気になるお店、サーカスコーヒーさん(モカ)、
最後にアメージンクコーヒーさん(モカ)で飲みました。
合計4杯。

このイベントのルールで1店舗につき1種類のコーヒーだけを提供するというのがあります。
4杯飲んだ中で3杯が偶然にもエチオピア産(モカ)。
でも、このお陰で富田屋のモカがかなりイケていることが分かり、自信を持ち帰れました(笑)

そして、里山俱楽部さんでは炭や竹を使った焙煎が出来ないものかと相談したり。
短時間でのカフェイン大量摂取のせいで若干、頭がフワッとしつつ、帰途につきました。
次は京都で1/29開催ということです。
寒そうですが行けたら行こうかな。

2017年1月14日土曜日

自分仕様の仕事道具は気持ちいい!

まだお正月ですか?
お正月が終わっていたとしても、、、近いので、、、
松竹梅の竹。

富田屋ではコーヒー豆の焙煎の前にコーヒー生豆のハンドピック、
焙煎後にコーヒー豆のハンドピックをしています。

ハンドピックとはコーヒー豆の不良豆、欠点豆の除去の事です。

黒豆:醗酵が進み、腐敗して黒ずんだ豆。異味、異臭の元。
カビ豆:カビの生えてしまった豆。(単体ではあまり見かけず、虫食い豆とのセットでよく見かけます)
虫食い豆:蛾の幼虫が食べた豆。豆の細い穴が開き、内側にカビが生えていることがある。

発育不良豆:表面にしわの入った緑色の未熟な豆。
死に豆:正常に結実しなかった豆。焙煎しても色がつきにくく、白っぽく焼きあがり、見分けやすい。
貝殻豆:貝殻みたいな形をした奇形の豆。薄いので焦げやすく、煎りムラの原因に。
コッコ:乾燥したコーヒーの実のついたままの状態。自然乾燥で、果肉が残ってしまったり、脱穀不足が原因。
この他にも石や枝葉、とうもろこしのタネ、小豆のような豆、ガラスなどたまに面白いものが入っています。
 
前置きが長くなりましたがこのハンドピック、料理で使うバット(写真奥の金属製)を使ってやっていました。
でも、嫌なことが2つあったのです。
1.冬、手が冷たくてバットを触るのが嫌になる。
2.コーヒー豆をバットに入れた時のカチカチジャラジャラという音がうるさい。 
 
冬は本当に冷たいのです。
触るたびにヒヤッとして、一瞬、嫌な気持ちになります。
 
そして、ジャラジャラというコーヒー豆が金属に当たる音。
職業病か、この音の高さを聞くと耳がかなり痛くなります。
お茶碗の当たる音、子どもの高い声、ピアノの高い音、締め太鼓の音。

でも、紙や木、竹のトレーに入れると耳は全く痛くなりません。
木で試したときもありましたが、すごく重くてだめでした。
紙だと強度が心もとないですし・・・。
やはり、昔、人気絶頂だった竹になりました。

偶然、とあるイベントで見つけた竹職人の中川さんに
「こういうのを作って欲しいんですが・・・」、
というと、興味を持っていただき、
「じゃあ作りましょう。 
もし、気に入らなければ作り直しますし」
といっていただきました。

すごく嬉しいです。
自分の思う大きさ、高さを何センチと伝えて、
使い道を伝えて、それを作っていただく!
なんとも贅沢と言うか、ずっと使いたいなぁと思います。
昔はそういう風に職人さんに依頼して作ってもらったり、
自分で道具を工夫して作っていたのかな?と想像しました。
今となっては珍しい竹細工の継承にも繋がります。

いざ、使ってみると
手にも耳にも優しいです。
冬は冷たくないし、音も全然うるさくないのです。
時折、竹職人さんのことも思い出したりします。

でも、竹のトレーで駄目な点がいくつかありました。
 
1.竹と竹の隙間からコーヒー生豆の粉(ホコリなど) が落ちて咳が出る。
2.ハンドピックが終わって別の竹かごに移すとき。
竹トレーの内側が出っ張っているので、コーヒー生豆が当たると
そこで弾いてたまにこぼれる豆がある。
 
でも、そんな不便は気になりません。
少しの工夫・手間で何とかなります。

1は自分で和紙を竹トレーに貼って解消されました。
 
2は丁寧に移し変えることで多少解消されました。
まだ弾いて落ちる事はありますが・・・。
次に竹トレーを作ってもらう時はそこを改良して作ってもらおうと思いました。

そして、なんと使っている和紙。
これもすごいのです。
薬師寺で和紙のお面を奉納されている明松政二さん作の和紙です。
この和紙で改良した竹トレーを使うたび、明松さんの笑顔が目に浮かびます。

富田屋のコーヒーが少しでも美味しくなっているとしたら
こういう温かな気落ちになることも多少影響していると思います^^
 
他にも作りたい道具は木製の漏斗、程よい大きさのコーヒー豆をすくうスコップ(出来れば木製)、漏斗を置く台(木製か竹製)などです。
 
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2017年1月12日木曜日

さっそく2017年で一番おいしいかも知れないコーヒー登場。2017年1月の珈琲定期船3種類。

いきなり寒くなった今井町です。
今週末は雪かも知れないという噂で、
子どもが すでに喜んでいます。

さて、1月の珈琲定期船をご案内しますね。
(珈琲定期船は毎月お届けするシステムですが 1ヶ月でお辞めいただいても全く問題ございません!)

・ホワイトナイル(エチオピア)ナチュラル
・クマ(コロンビア)ウォッシュド
・チャカカ村(マラウイ)ウォッシュド
の三銘柄です。

●ホワイトナイル(エチオピア)ナチュラル
浅煎り。
大雑把なカテゴリでは「モカ」と呼ばれます。
早くも2017年で一番おいしいかも!と予感させてくれたコーヒーです。
同じモカでも、ナチュラルとウォッシュドでは印象が全然違います。
それぞれに良さがあります。
このホワイトナイルは生豆の時点でお酒の香りがするんです。
袋を開けた途端、嫁さんがコッチを振り向きましたから^^
焙煎すると、その香りは変わり、何かのジャムを思わせる香りに変身。
口当たりも滑らかで、香りと味わいに酔いしれます。
価格は730円(消費税込み・100gあたり)

●クマ(コロンビア)ウォッシュド
中深煎り。
カンクワモ先住民のラファエルさんたちが育てたコーヒー。
農薬を使わずに栽培しています。
なんと標高2000mの山の奥の農園で頑張っています。
彼含め、全てのカンクワモ先住民の人々は、
「コーヒー」を「自分たちの食べ物やフルーツ」と同じように考えています。
それらは、とても自然な方法で、生産しなければならないと考えているのです。
このコーヒーはデーツの甘い実に似た素晴らしいフレーバーと 長い後味を楽しませてくれます。
価格は650円(消費税込み・100gあたり)


●チャカカ村(マラウイ)ウォッシュド
中煎り。
フェアトレード。
こちらのコーヒーはオーガニック認証取得を目指しています。
ほのかにナッツのような独特の香り。
柑橘系の酸味をやんわり感じます。
ミルクチョコのようなクリーミーな甘さが余韻で残ります。
価格は680円(消費税込み・100gあたり)

 
新年も心躍るコーヒーに出会えて感謝です。

珈琲定期船は
◎100g×3銘柄コース(約30杯分)2040円(送料・消費税込み)
(通常価格ですと送料込みで2525円なので485円お得)
◎200g×3銘柄コース(約60杯分)3900円(送料・消費税込み)
(通常価格ですと送料込みで4335円なので435円お得)
の2コースございます。
富田屋のお客様の62.4%の方に 毎月ご利用いただいております(*^v^*)

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2017年1月6日金曜日

全自動コーヒーメーカー差し上げます(中古で壊れつつありますが)

今まで使っていた全自動コーヒーメーカー
Saeco Odea Giro Plus オデア・ジロ・プラス SUP 031 ORX
差し上げます。
コーヒー豆を入れてボタンを押すだけで粉に挽いて、抽出してくれます。
出てくるコーヒーも美味しく優秀なコーヒーメーカーです。
定価は税別で140000円でした。
8年位前の商品になります。
こちらを無料で。
送料も富田屋がお持ちします。


といっても実は結構壊れております。

多分、サーモスタットの調子が悪いように思います。

症状としましては
・抽出できないことが多い。(抽出ボタンを押しても反応しない)
・1杯目は抽出できることが多い。
・長時間電源を付けっぱなしにしていると抽出できないことが多い。
・抽出中にプシュープシューと言って休み休み抽出することがある。
・下の回転する台の一部が破損している。
と、このような状況です。

全自動コーヒーメーカーってどんな感じかな?と興味ある方は
欲しい方はメールなどでお知らせください。
欲しい方が何人かおられましたら、抽選いたします。
修理に出すとおそらく2~3万円くらいかかるかと思われます。
それで完全に直るかは私にはよくわかりません。

一応、締め切りは2017年1/22(日) です。

ただ単に捨てるにはもったいなく、
修理するには勇気がいるのでお譲りします。
富田屋では代わりにデロンギの全自動コーヒーメーカー導入しました。

商品の詳細はアマゾンなどでご覧ください。

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